自閉症の子どもへのタッチケアレッスン。
今年に入って、自閉症の子どもたちへのレッスンが増えています。
今日は中学生の男の子とお母さん。
初回は様子を観察して関係性を作ることを大切にしていますが、
カリンバを弾いたり、レインスティックで遊ぶうちに打ち解けたようで、すんなりとマッサージテーブルにあがり、足や背中を出してくれました。
タッチケア は治療を目的にしていません。
学校で、療育で、本当に頑張っているこどもたちに、
「うんうん、よくやってる、お母さん、わかるよ」と
ただ、触れることをメインにお伝えします。
お母さんも、誰よりも頑張っておられるので、お母さんも癒されるタッチをお伝えします。「こんなのでいいの!」
と驚かれる方も少なくありません。
いつからかわたしたちは、
「多いほど良い。強いほどよい。たくさんするほど良い」と思わされていて、
どの瞬間も「意味あること」に繋げないとダメなんだと自信をなくしています。
ほんわり、なんかあったかい、なんか落ち着く、なんか嬉しい。
この一見無意味で非生産的な「なんか」が 人を生きさせ、呼吸のスペースを与えてくれているように感じます。
レッスンが時間通りに終わると、しっかり目を見て、「また来るね」と手を振って帰って行かれました^ ^
きっと、また、きてね!
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