今週末から乳幼児のためのラヴィングタッチケア 講座が始まるので、テキストの改訂とともに関連書籍、特に発達に特化して20冊くらいを積んで、片っ端から再読しています。何度も読んでいる本なので一冊にかける時間は短いですが、だからこそ著者の赤ちゃんへの視点や想いが伝わってきます。
田中昌人先生は京都大学人間発達研究所所長の発達心理学者。(2006年に亡くなられました)
滋賀のびわこ学園など障害児教育にも精力的に取り組まれました。
赤ちゃんへの視線が本当に優しいのです。
「カニさん泡ぶく」「天使の微笑」「可愛くて仕方ない時期」「モミジのような手」
田中先生の視線の柔らかさは赤ちゃんの写真にも現れています。
発達評価の専門書では、恐怖で泣き叫ぶ赤ちゃんのオンパレードだったりして、見ていると心が痛くなってくるのですが、田中先生のご著書のモデルの赤ちゃんは、ご機嫌で可愛いい!
障害児教育と発達保障とエンパワーメント、平和と社会正義のために最後まで尽力された方でした。
#読書記録#発達
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